2007年02月17日

書籍紹介

 今日は、書籍の紹介をしたいと思う。
 このブログで、モラルハラスメントについて私なりに書き綴る・・・と言っても、やはり基本は押えないと、と思ったのだ。(^_^;)


モラル・ハラスメント 人を傷つけずにはいられない
マリー=フランス・イルゴエンヌ[著] 高野 優[訳]



 これを手に入れたのは昨年の春だった。
 ある出来事をきっかけに、「夫との生活が辛くて仕方ない」と自覚し、間もない頃だ。

 この書籍の存在を知り、早速amazonで注文することにしたのだが、読みはじめてみると胸が苦しく、しんどかった事を覚えている。

 amasonでカスタマーレビューが見れるので、興味のある方はそちらもご覧頂くといいと思うが、私も、特に印象に残った事などを記しておきたいと思う。
(※なるべく書籍中に出てきた言葉を用いるようにした。読みづらかったり理解しづらい点は先にお詫びします。)


 この書籍によると、モラル・ハラスメントの加害者は、きわめて自己愛的な人間(自己愛的な変質者)である、と書かれている。
 そして、加害者は、内心の葛藤を自分の内部で処理できないため、外部に向けて、他人を破壊することで、不安から逃れようとする、という事も書かれている。


 暴言を吐いてしまったり、言葉により誰かを傷つけてしまうことは、誰にでもあり得ると思う。私自身も、気をつけよう、と考えさせられたりするが、普通は誰かを傷つけてしまったら後悔したり反省したりするものだし、罪悪感で苦しい気持ちになったりするだろう。

 だが、モラル・ハラスメント加害者の場合は、罪悪感を抱く事がない。

 そもそも、被害者は加害者のための身代わりの犠牲者(スケープゴート)であって、加害者が耐えられないものを引き受けてくれる入れ物なのだ。
 だから、加害者は精神の均衡をはかるために、自分の優位性を保つために、スケープゴートの対象者に対して、常に言葉や態度による攻撃をする必要がある。
 とても巧妙に、被害者や周囲にはそれが暴力なのだと解らないように、というよりも、加害者自身、悪いという意識が無いのだから、無意識の行為だったりするのだ。

 そのような恐ろしい人が自分の身近にいるということは、とても信じられないと思ったが、現実に起こっている事なのだ。

 いつの間にか人間失格の烙印を押され、ダメ人間扱いされ、自分に自信がもてなくなり、すっかり心が弱ってしまった状態では、自分を助けることは出来ない。
 状況を理解し、加害者について知ることは、自分の心を守るためにとても必要だと思う。この書籍に出会えてよかった、必読の一冊だと思う。

(※尚、家庭内のことだけでなく、職場モラハラについても書かれています)
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posted by ブラン at 20:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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