2007年04月24日

自己否定感

 このところ私は、「自己否定感」に苦しんでいた。私は、生きているだけで罪で、存在するだけで迷惑で、人を不快にする。一刻も早く消えてしまわなければならない。幸せになる資格はない。
 そんな思考に陥っていた。それでも、そんな状況を冷静に分析する自分もいて、「自己否定モードな自分」を客観視していたりもした。

 が、最近の落ち込みは、仕事にも影響を及ぼすほどだった。

 私は、必死に業務をこなしているのに、その業務に対する報酬を得る資格がないという思考が頭から離れなくなってしまったのだ。

 仕事だから無償でする訳にはいかないから、お客様に料金を提示しなければならないのだが、それが辛くて辛くて、自分がとてもつもない罪な人間な気がするのだ。お給料をもらう事にも罪悪感を感じる。

 そして、動けなくなり、助けて、許して、と涙が止まらなくなってしまった。

 私は、奴隷のように一方的に人に尽くす方が精神的に楽で、違和感のない事のようだ・・・。
 それは異常だ。病んでいる、としか言いようがない。どう考えてもおかしい。

 なんとかしなければと思った私は、寝る前に布団の中でこの本を開き、音読してみることにした。 

心の傷を癒すカウンセリング366日―今日一日のアファメーション
西尾 和美 (著)


amazonに記載されている内容紹介には、以下のように記されている。

「機能不全な家族の中で育ったアダルト・チルドレンや、自分のことより相手の問題にとらわれてしまう共依存症の人たち、また過去の傷にとらわれて心を解き放すことができずに悩んでいる人たち、自分を愛することができずに苦しんでいる人たち、心の病は誰にでも起こります。毎日毎日、新しい健全なメッセージを自分に送り続けることで、ポジティブな自分に変われます!この本は「自分はだめだ!」と悲観的にならず、前向きに生きるための本です。」


 3日目には、随分落ち着く事が出来たと実感する事ができた。

 健全な自己愛を持つことが出来たら、今の私みたいに無用な苦しみに苛まれる必要がなくなり、心が楽になるんだな、という事が解る。
 この本は、同じような悩みで苦しむ方に、強くお勧めしたい一冊だ。


 そして、西尾和美さんの本でお勧めしたいもう一冊。

アダルト・チルドレンと癒し―本当の自分を取りもどす
西尾 和美 (著)


amazonの内容紹介文は以下の通り。

「家族から受けた心の傷から、人間関係でうまくいかないなどの生きづらさを抱えるアダルト・チルドレン。自分をアダルト・チルドレンと自覚したところから、どのように心の癒しをすすめればよいのか。そのさまざまな方法を紹介し、安全な場所として機能する家族のビジョンを提示する、自分と家族を愛するための一冊。」

 この本を読んで、自分は普通の家庭に育ったと思っていたけれど、実はACだったんだ・・・と思った。この歳になって親がどうとか考える事になるとは思ってもみなかったけれど、自分の成育環境において受けた影響は、心の成長に深く関わっている事が解った。

 いずれ、それについても思ったことを書いてみたいと思うが、普通の家庭だと思っていたけれど・・・という事は、誰にでもありうる事なので、私と同じように、誰かが自分の心が楽になるためのヒントになれば、そんな思いで記してみたいと思った。


 まだまだ、自分を必死に励ましながら生きている私だけれど、自然に自分を愛することが出来るように、頑張りたいと思っている。
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posted by ブラン at 23:39| Comment(4) | TrackBack(0) | 書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おはようございます

「自分は生きる価値の無い人間」と思い込んで悩んでいる人に、何を言っても何の慰めや励ましにもならないと思いますが、

人間は、「皆、生きている価値が無く、皆、生きている価値が有る」ものだと思いますよ。

どんな聖人君子でも、裏に廻れば一つや二つ悪いことをしているものだし、どんな悪人でも時には善いこともしているもの、だと思うのです。

差し引きして価値が有るかどうか、の問題であって、先日の特急電車の中での強姦魔のような人間以外は、押しなべて「生きている意味や価値が有る」と思って間違いないでしょう。

それに、そのような結論や結果が判るのは、たいていは「もっと先」、つまり「死ぬ頃になってようやく」の話です。自身の評価を焦る必要はありません。

と、まあ、私は都合よく解釈して無責任に生きることにしています(*^^)v
Posted by poohpapa at 2007年04月25日 07:52
poohpapaさん、こんばんは!じゃなくておはようございます、でした。
なんだか眠れなくて、徹夜してしまったもので・・・^^;

そもそも、今、生きる価値について考えこんでしまっても仕方ないんですよね。
仰る通り焦る必要もなくて、考えたってどうなるものでもないのに・・・と、結局はそんな結論になり、「ま、気楽に行こう」と思える時もあるのですが。
ギャップが激しくて自分でも困ってます。(汗)

特急電車の中で起こった事件の犯人のような人間には、被害者が受けた痛みに匹敵する罰を与えて欲しい、と願ってしまいます。
この事件を受けて、ウメさんが「魂の殺人」と書いてらっしゃって、私もその通りだと思いました。
だから私は、この犯人は極刑にして欲しい・・・慎むべきかもしれませんが、そう思いました。

人の魂を傷つける行為は許してはいけない。
poohpapaさんの仰る「どんな聖人君子も〜」というお言葉の本質もそこにあるんですよね。そんな風に感じております。

いつもコメントありがとうございます!
Posted by ブラン at 2007年04月25日 09:17
ブランさん、こんばんは

自己否定感…お辛いですね。
ブランさんはきっと真面目な方だと思うので
ご自身を責めすぎるのではないでしょうか。
努力家だから「もっと〜しなければ」と
思いすぎてしまうのではないでしょうか。
ブランさんは十分がんばっておられると思いますよ。

もしかして夫さんと何かお話されたのですか?
以前4月には、お話を進められる、というふうに
言われていた気がするのですが…。
くれぐれも無理されないで下さいね。
そしてご自身の人生を第1にお考えくださいね。

以前も言ったように思いますが、私も西尾和美さんの
「カウンセリング366日」を読んでいました。
元夫と生活していた頃、自分を失うまいと
必死になってその言葉を反芻していました。
ただ、今思うことは、自分を何とかしようとしても
モラ夫は変わらないので、夫婦関係はどうにもならない、
ということでした。
モラ夫との関係を変えるには、環境を変えるしかない、と
実感しています。

ところで、これはあくまで私的考えですが
性犯罪者、特に重大な事件を繰り返す性犯罪者には、
もう塀の外には出てきてほしくありません。
塀の外に出るのなら、アメリカのように発信器を付け
地域情報として公開するか
さもなくば去勢してほしいと思います。
彼らの犯罪は嗜癖ですよね。
自らの意志ではどうにもできないのです。
それならば、生物学的に処置をしてほしいです。

被害者の苦しみは一生続きますし、魂は殺されたまま
抜け殻のように生きるかもしれない。
それなのに、加害者は刑期を終えたら、
平気で同じ事を繰り返し魂を殺し続けます。
なので、当然の措置だと思うのですが…。

と、ブランさんのブログをお借りし、
意見を述べさせていただきました。
すみません。ありがとうございます(^^)
Posted by ウメ at 2007年04月26日 22:05
ウメさん、こんばんは

ご心配頂きありがとうございます。
そうなんです、離婚届は4月になってから、という話になっていましたので、今、夫とメールでやりとりしているところなんです。
このやりとりをする事自体、私にとっては精神的にキツイものがあり、プレッシャーになっています。

夫は私が家を出てからずっと謝罪の姿勢で、全面的に非を認めています。
そこに、私が一方的に家を出てしまったという事実がありますので、家を出る前にもっと夫婦関係修復のための努力をするべきだったのか・・・と、どうしても自責の念を感じてしまいます。

でも、私は、家を出るまでに私なりに必死に意思表示をしたつもりです。
その影響で、夫が強い言葉で私を非難する事はなくなりましたが、弱い言葉、悲しそうな表情で、私を責める態度は続きました。
だから、正直言って、私はノイローゼになる寸前で、精神的にギリギリの状態でしたので、今考えても、どうしても、家を出る決断しかなかったと思うし、後悔もしていません。

それでも、今も、私が家を出てしまった事で、夫を傷つけてしまったとか、世間体という面で負担をかけているとか、罪悪感でいっぱいになってしまうのですよね。。。

でももう夫は納得してくれているようなので、今月中は無理ですが、来月にはきちんと出来ると思います。
ご心配いただきありがとうございます。(^^)

ところで、重大な事件を繰り返す性犯罪者についてのウメさんのお考えに、私も全面的に賛同します。

他人の嗜癖にとやかく口を出すつもりはありませんし、個人的な範囲での行動でしたら何の文句もないのですが、
他人を傷つけ魂を殺してでも自分の嗜癖を貫くのでは問題です。
あのような重大な犯罪を起こす人、しかも繰り返し起こす人には、人間の理性はないのだと思います。
刑に服しても更生する確率は低い、となれば、新しい被害者を生まないために、現実的な措置をとって欲しいと願うのは当然だと思います。
私も、今よりも一歩進んだ司法を望みます。でないと、被害者の方があまりに報われませんね。。。
Posted by ブラン at 2007年04月26日 23:36
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