2007年07月31日

モラルハラスメントという言葉との出会い

 私が最初に「モラルハラスメント」という言葉を知ったのは、2004年だった。

 毎日の生活がしんどいと感じていたが、原因がはっきり解らなかった。

 夫のきつい態度以外にも、仕事や実家の事など、深刻な悩みを抱えていたから、今は人生の中の試練の時なのだ、耐えるしかないと言い聞かせていた。


 自宅では一切パソコンに触らないことにしていた私は、仕事の集中が出来ない時は、インターネットの某掲示板の夫婦・家族カテゴリあたりをよく眺めたりしていた。世間の人は、夫婦間、家族間で、どんな悩みを持っているのかを知りたかった。

 そして、たまたま「モラルハラスメント」という言葉が目に留まった。

 はじめてみたその言葉、そして前後の文章から、何か感じるものがあったのだと思うが、私は、その後、ワード検索をして「モラル・ハラスメント被害者同盟」さまというサイトに行きついた。

 トップページの魚のエピソードから衝撃があったし、モラハラについて書かれているページを拝見していて、自分の夫もモラなのだろうか?という疑問を持ち、加害者、被害者の特徴に我が家も一部あてはまっていると思ったものの・・・

 うちはここまで酷くない、こんな酷い人がいるんだ・・・と思うにとどまった。

 そして、うちはモラハラじゃないのなら、この私の落ち込みはなんなのだろう、私はただの弱い人間なのか・・・そんな風に悩みは解決しないままだった。


 その頃(2004年4月)の事、元夫と南関東方面の、海と花の観光地にドライブに出かけた事があった。

 まだカーナビを装備していなかったが、元夫はアウトドア派で道にも詳しい人だったので、私は助手席でロードマップを広げる必要がないことに安堵していた。

 ところが、帰り道の交通渋滞が酷かったため、元夫が突然私に、ロードマップで迂回路を調べるように言った。

 「××インターでなく、○○インター方面に回る道を調べてくれ」という内容だった。

 私は地図をみるのが苦手なのに加えて、次の大きな交差点を通過する前までに、最善のルートを提示しなければならないという切迫した状況に焦り、必死で調べたが・・・

 地図上で「○○インター」の場所が見つからなかったため、結局元夫に何も答える事ができなかった。

 すると、恐れていた通り元夫からは


 「地図も見れないのか」
 「お前は何やってもダメだな」
 「本当に使えない」
 「愚図なやつだ」
 「いい加減に道くらい覚えろ」
 「向上心がないからだ」etc・・・

 そんな罵詈雑言が飛んできた。

 いつもだったら必死で涙をこらえ、我慢し、謝り通すところだったが、その時の私は「元夫の指示である○○インターが地図上になかった」事で、私だけの落ち度じゃないのに一方的に攻められた事が納得いかず、我慢出来ず、泣きながら反論をした。

 「○○という地名は有名だけど、インターはなかった、渋滞でイライラしてるからってそんな言われ方は酷い、地図をみれないからというだけでここまで怒られるなら、もうドライブには来たくない、一緒に出かけたくない、もう嫌だ!」

 すると元夫は・・・黙ってしまった。そして、その後しばらくは私に対する態度が優しくなった。 


 この出来事から、私の夫は言葉が通じるのだから、こちらが気持ちを伝えさえすれば、解ってくれるはずで、私はまだその努力を充分にしていないと思ったため、「モラルハラスメント」という言葉はその後、私の関心から少しずつ離れていった。

 しかし、2006年の3月に、再びきっかけの出来事があり、「モラルハラスメント」という言葉を思い出し、ネット検索をしていて、「モラルハラスメント・ブログ」さまにたどり着き、「モラル・ハラスメント被害者同盟」さまにも再び訪れることになったのだった。

 前回の時と違い、私は必死だったから、推薦されていた書籍類も随分読み漁った。

 そして、この言葉の意味を知る事により、自分のおかれている状況を理解する事により、精神的に救われた部分が大きかったと思う。
 そこから自分の人生を取り戻す一歩がはじまったのだから、両サイトの管理人様には心から感謝している。
posted by ブラン at 22:45| Comment(42) | TrackBack(0) | モラルハラスメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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